品種情報
ニーズに応える多様な魅力 トルコギキョウ(ユーストマ)<2> -- (11/6/1号紙面掲載)
サカタのタネ
中生中大輪八重咲き品種。
秋-冬の低温・短日期にブラスチングが起きにくいため、特に寒冷地、暖地の秋出荷の作型におすすめ。
人気のライトピンクで、蛍光灯下で映える美しい花色。
花弁が厚く、花持ちも良い。
サカタのタネ
ホワイトの地に唇を思わせる幅のあるグリーンの覆輪を持つユニークで、かわいらしいイメージの品種。
「アンバー」ブランドの2品種は、花弁がとても厚く、花持ちに優れる。
住化農業資材
2011年春、全日本花卉品種審査会にて同社3度目の1等特別賞を獲得。
「パティオホワイト」は第56回(11月開花)で受賞。
高温期開花でも花弁数が減少しにくく、茎は硬く草丈がとりやすい。
草丈の欲しい時期に活躍し、寒冷地では10-11月開花、暖地では11-12月開花をおすすめする。
ただし、低日照下の開花ではブラスチングが発生するため、電照の施用や草勢の調整が必要。
住化農業資材
2011年春、全日本花卉品種審査会にて同社3度目の1等特別賞を獲得。
「エンゲージライム」は第57回(3月開花)で受賞。
低温期での開花性に優れ、鮮やかな色合いに個性がある。
住化農業資材
2011年春、全日本花卉品種審査会にて同社3度目の1等特別賞を獲得。
「海ほのか」は第53回(10月開花)で受賞し、この受賞をきっかけに全国各地へ広まった。
栽培のしやすさ、切花品質で評価が高い。
ムラカミシード
「ジュエリー ピンクフラッシュ」は、好評の「ジュエリースノー」の追加色。
茎が非常に硬く仕上がり、高温下でも発色良く花弁枚数も安定する。
大輪の上位分枝性のためボリュームがとれ、季咲き-抑制栽培に適する。
「チェリーフラッシュ」も同時発売。
ムラカミシード
セミダブルの二重咲きで輪着きが良く、高温下でもブルーの発色部分が鮮明に出る。
季咲き-抑制栽培まで幅広く利用できる強健種。
ブルーの対として花色がユニークな「ローズ」も同時発売。
ムラカミシード
「響(ひびき)」は、中輪八重、晩生の濃い紫単色の品種。
茎が太く仕上がるため、丈はやや低く80cm前後。
花弁は光沢ある紫で、葉焼けには比較的強い品種だが高温時には注意を。
カネコ種苗
「サフィナピンク2」は「サフィナピンク」同様、中生の大輪八重咲きで、大きめのフリルが入る豪華な花が特徴。
晩秋-冬期にかけて花色が上品なライトピンクになり、「サフィナピンク」と比較してブラスチングも少ないことから、暖地の11-2月にかけての出荷がおすすめ。
中間地-高寒冷地の季咲き-抑制栽培には、同品種よりも花首の硬い「サフィナピンク」をおすすめする。
カネコ種苗
「爽涼(そうりょう)」は、中生の中大輪八重咲き品種。
枝数が多く、草丈も伸びボリュームも確保しやすいが、生育後半の灌水量が多いと花首が伸びやすいので注意が必要。