品種情報
各社おすすめ品種 カーネーション他 -- (10/2/25号紙面掲載)
三好アグリテック
スプレー品種では花の大きさ、花形の良さが魅力のピンク品種。
市場価値も高く、ボリューム感もある。
花が大きいだけに温度差の大きな時には、ガク割れが発生する場合もあり注意が必要。
三好アグリテック
花の大きさは中輪程度のスタンダード品種。
花色はワインレッドの中央の花芯部が黒赤色になるのが特徴。
樹はノビオタイプのような葉色等であるが、生長スピードは通常のスタンダード品種の中生程度。
ミヨシ
暖地の秋定植、冬春採花に向く、生育旺盛で生産性高い品種。
形良く、鮮やかな濃いピンク色のブラシで、高品質でスタイルの良い切花が得られる。
元肥は控えめに追肥でコントロールし、活着後も11月までは定期的な水分を与える管理が適している。
福花園種苗
分類 | 1・2年草 |
光環境 | 日当り |
生育適温 | 5-25℃ |
越冬温度 | 0℃以上 |
草丈 | 60-70cm |
開花期 | 10-5月 |
黄色で八重鑑別不要のオールダブル品種。
開花は極早生で、アイアンのように茎は硬め。
花穂がよく詰まり、花間が高温期の栽培でも間延びしにくい。
開花そろいが良く、暖地8月10日播種で11月中旬ごろの開花となる。
福花園種苗
純白色でブルーフラッシュの覆輪の入る大輪種。
八重咲きで、枝は軸の中ほどから分枝し直立する。
軸が太く性質良い。
草丈もよく伸び、切花としてのボリュームは十分。
開花は中生で「ピッコローサ スノー」よりも1週間ほど遅めとなる。
カネコ種苗
中晩生で、花弁の重ねの良い中輪八重品種。
花弁は硬く、花色は黄色地にピンク絣で、開花が進むにつれピンク色が濃くなり、低温期における発色性も優れている。
草丈高く枝数も多く、ボリューム感のある切花に仕上がる。
茎は硬く作りやすい。
季咲きから抑制作型向き。
カネコ種苗
中生で、大きめのフリルが入る、ボリューム感のあるピンクの大輪八重品種。
草丈は中程度で枝数はやや少なめだが、花首が硬く花が垂れることはない。
存在感のある大きな花が特徴の八重品種で、夏場はピンク色がやや濃くなる。
半促成から季咲き栽培向きで、抑制栽培にも対応可能。
ムラカミシード
好評の「ブーケシリーズ」の追加色。
ホワイト同様に花弁数が多く、ボリュームがとれ、作りやすいのが特徴。
季咲き栽培での花弁数減少も少なく、また10月から11月出荷の抑制栽培時期の低温・低日照でもブルーの花色が残り、業務需要には欠かせない品種として注目。
ムラカミシード
上向き性が高く、芳香のある純白の大輪、市場性抜群と三拍子そろった「雷山シリーズ」の追加品種。
今までの「雷山2号」の選抜タイプで、F1のように開花そろいが向上した。
立ち葉の小葉で、節間は詰まり全体にボリューム感がある。
花の開花状態も大きく展開するため、業務関係者からの高い評価を得ている。
スカイブルーセト
世界初の切花用3倍体リンドウ。
草丈110-120cmの剛直な茎6-8段に鮮青紫の大きな花を外反転して着ける。
昆虫が受粉しても結実しにくい。
10月上旬-11月上旬咲き。
5月に定植すれば翌年から4-5年間切花可能。
そろいの良いバイテクリンドウ(栄養繁殖系)。
スカイブルーセト
「ハイジシリーズ」ピンク系の極晩生種。
草丈125-160cmの剛直な茎6-8段に濃いピンクの花を展開する。
露地で10月中旬-11月中旬に開花、-2℃に遭遇しても出荷可能。
5月に定植し翌年から4-5年間切花可能。
そろいの良いバイテクリンドウ(栄養繁殖系)。
ジャパンアグリバイオ
花径6cmの中大輪でピンク色のシングル咲き品種。
生育が早く、到花週数7.0週で開花そろいも良い。
高温期は色あせしにくく、低温期は濃くなりにくいため、年間を通して花色が比較的安定している。
生育旺盛で、草丈のとりやすい、お勧めの新品種。
ジャパンアグリバイオ
花色は黄色味を帯びた淡いピンク色になる。
生産性に優れ(400-420/坪)、かわいいフリル咲きが特徴的。
年間通して平均70cmと長いステムが得られ、スプレーフォーメーションも整っている。
切り前はやや緩めの採花をお薦めする。
栽培しやすい新品種。