品種情報
各社おすすめ品種 スターチス他 -- (11/2/15号紙面掲載)
福花園種苗
分類 | 宿根草 |
光環境 | 日当り |
生育適温 | 15-25℃ |
越冬温度 | 0℃以上 |
草丈 | 100-120cm |
開花期 | 季咲き、7-8月 |
「ブルーファンタジア100」の姉妹品種。性質は「同100」に類似する。
花色は赤味が抜けた鮮やかな青色となる。
四季咲き性で、加温栽培をすることで周年出荷が可能。定植後、数年間は据え置き栽培ができる。
切花は出荷前に延命剤「ピチピチブルファン」処理で鑑賞期間が延びる。
TSメリクロン
明るいピンクの美花。
立性で採花が楽であり、花の咲き上がりが早く抽台本数も多い。回転効率も非常に高く、豊産性に富んだ優良品種。灰色カビ病や萎凋細菌病にも極めて強い。
スターチスの市場流通がブルー系の色目が多い中で、多用途な使い勝手を秘めた市場性抜群の「暖地向けピンク」の一押し品種。
TSメリクロン
草丈90-100cmとよく伸び、採花本数が多い多収性の傑作品種。
濃い紫ピンク色のブラシが大きくきれいに整うため、非常に見栄えが良い。
灰色カビ病に強い耐性を持ち、切花の性質が立性のため採花がしやすい。
暖地向けの大有望品種。
タキイ種苗
F1実生系エラータム種の切花定番オーロラ系に新花色が追加。
淡い赤紫色のおしゃれな花色が魅力的で、茎は硬く強健。
他の基本特性はオーロラ系の従来種と同様で、草丈1m程度で開花ぞろいが良く、秋から年内および、2-3月の1回切り栽培に向く。
葉が小ぶりなので、密植栽培に適する。
ミヨシ
鮮やかなレモン色が目を引く、完全八重咲きの季咲き栽培向け品種。
播種は4-7月が目安で、開花までは80-90日程度かかる。
栽培は排水の良い土壌が適し、生育とともに潅水を控えた管理を行い、コンパクトな花径に仕上げる。
豊幸園
分類 | 宿根草 |
光環境 | 日当り |
水やり | ふつう |
越冬温度 | -2℃以上 |
サイズ | 7.5cmポリポット |
出回り | 4-6月 |
純白の花びらに、明るい黄緑の縁どりがさわやかな緑ギク。
八重咲きのスプレーギクで、花持ちが良いので切花におすすめ。
一輪だけで咲かせてもきれい。
豊幸園
分類 | 宿根草 |
光環境 | 日当り |
水やり | ふつう |
越冬温度 | -2℃以上 |
サイズ | 7.5cmポリポット |
出回り | 4-6月 |
八重咲きのスプレーギクの中でも花が大きく豪華なデコラ咲きのキク。
少し黒味がかった落ち着いた赤は人気色。
ボリューム感があって花持ちが良いので切花におすすめ。
ジャパンアグリバイオ
分類 | 多年草 |
光環境 | 日当り |
開花期 | 周年 |
シングル咲きの濃桃色で緑芯が濃く、花の形が抜群に良い品種。
花持ちが非常に良く、花形が崩れることなく長く観賞できる。
生育は旺盛で、特に消灯前後から後半にかけて伸びが良いため、Bナイン処理による草丈調整をおすすめする。
ジャパンアグリバイオ
分類 | 多年草 |
光環境 | 日当り |
開花期 | 周年 |
一輪仕立て向きのスパイダータイプ。
昨年12月から苗販売を開始した。
生育は穏やかで、消灯後の到花週数は7.5-8.0週。
ライムグリーンの細い花弁がすっきりと重なって、ボリュームのある花となる。
茎はやや細めだが、硬くしっかりしている。
フロリスト・コロナ
当社では、昨年コロンビアにあるSb Talee社と提携してカーネーションの種苗販売を開始。
これらは国内数カ所の生産者にご協力いただき、試作結果が優良だった2品種。
ともに花数、花形も良い早生の品種。
ムラカミシード
「ふうりん」シリーズの追加色。
草丈が取りやすい中晩生から晩生に近い品種。
花形は中輪一重種で、花弁に厚みがあり花持ちの良い緑芯タイプ。
さわやかな桃色で花弁先端に入る赤ラインが引き立つ上品な花色。
分枝が多くまっすぐに伸び、季咲きから抑制栽培まで作型範囲の広い品種で、「せせらぎ」同様作りやすい。
ムラカミシード
好評の「ジュエリー」シリーズに追加色登場。
性質は「ジュエリースノー」の血筋を引き継ぎ、ステムの硬さには定評がある。
また開花ぞろいが良く、草丈の確保は「同スノー」よりしやすく、開花時期もやや早い中晩生。
作型は季咲きから抑制栽培に向き、高温下での発色は良好。
大輪の淡いピンクフラッシュが特徴。
カネコ種苗
今までになかったすっきりとしたベージュ色の花色で、花弁縁にフリルがソフトに入る中大輪八重品種。
季節ごとの花色変化が少なく、空間を埋めるアレンジ等に使いやすい。
花首が硬く草丈も確保しやすいため、幅広い作型に適応可能。
カネコ種苗
中早生のフリンジ咲きで、ボリューム感のある白大輪八重品種。
草丈は中程度で枝数は3-4本。
半促成から季咲き栽培向き。
花芯は茶色だが、冬から早春出荷では花弁数が増え、ほとんど気にならなくなる。
枝が少し柔らかいため締めて作る必要がある。