品種情報
新たな魅力 トルコギキョウ <1> -- (10/6/1号紙面掲載)
サカタのタネ
トルコギキョウとしては最大級の花径と、やわらかなフリルの八重咲きで圧倒的な存在感を放つ。
「レイナ」はスペイン語で女王を意味し、その名にふさわしく優雅さと気品を兼ね備えた花姿と、花径10-12cmにもなる巨大輪が特徴。ロングセラー品種「キング オブ スノー」の次世代品種として市場関係者からの評価も高い。
通常、トルコギキョウは、秋-冬の低温・短日期にブラスチングが起きやすいため、市場では常に品薄状態となる。しかし同品種は、秋-冬のシーズンでもブラスチングが起きにくく、良質な切花を出荷できる。また、適応作型が幅広いことから、リレー出荷により市場性のある切花をほぼ周年で安定的に生産できる。
住化農業資材
豪華なフリンジ咲きの「エレガンスホワイト」は、低温・低日照期の開花に優れる白八重。
つぼみの時期に芽整理をすることで、より大きく豪華に仕上げることができる。
住化農業資材
抜群のボリューム感と栽培のしやすさで好評発売中の「エンゲージ」シリーズに新色を追加。
「エンゲージイエロー(F07-801)」は、花弁の厚さと黄色の濃さが最大の魅力。
「エンゲージライム(F07-802)」は、鮮やかな黄緑色と高温期でも減りにくい重ねの多さが特徴。
樹勢が強く、生育は素直。低温・低日照期でもブラスチングしにくい。早晩性は中早生-中生となる。
ミヨシ
中早生中大輪純白八重品種。
低温下での生育活性が良いため、促成栽培に適する。
草丈も取りやすく栽培は容易。
開花期が高温になる場合、花弁の減少や乱れがあるため、温度管理に注意。
横浜植木
純白大輪の八重咲き品種。
花弁の枚数が多く、高温期でも花弁枚数が減少しにくい品種。
早晩性は早生。
高冷地では促成から季咲きの作型、平暖地では春作で特性を発揮。
特に暖地の春作では花弁枚数が多く、花径の大きな豪華な切花に仕上がる。
横浜植木
グリーンの大輪の八重咲き品種。
花弁の縁に少しフリンジが入り、花弁枚数の多い豪華な花。
早い段階で蕾数を調整すると、さらに花径が大きくなる。
早晩性は中早生。
高冷地では季咲きから抑制型、平暖地では春作に適している。
カネコ種苗
花弁が厚く重ねの良い段咲き性の中輪八重品種。
初めは薄ピンクだが、開花が進むにつれピンク色が濃くなる絣系品種で、秋出荷に最適。
草丈高く茎も硬くボリューム感のある切花となる。