品種情報
各社おすすめ 省エネ・低コスト生産品種他<1> -- (08/9/5号紙面掲載)
タキイ種苗
分類 | 1・2年草 |
光環境 | 日当り |
生育適温 | 5-25℃ |
越冬温度 | 0℃以上 |
草丈 | 100-120cm |
開花期 | 11-5月 |
上向きに開花するタイプで、従来のペンステモン咲き品種より花径は約6cmと花が一回り大きく、また、F1種のためそろい性は抜群。
秋出荷に有利な極早生品種で、次の開花までの期間が短いので、回転率のアップを図ることが可能。
冬の加温5℃維持で2.5-3回切りできる経済品種。
ミヨシ
キンギョソウは比較的低温でも栽培でき、短期間に切花が得られる省エネ品目の一つである。
さらに早晩性の異なるシリーズがあり、組み合わせによる継続出荷もできる。
オーバチュアIIは極早生のシリーズで、草丈も確保しやすいが、夜温が低過ぎると、花着きが粗くなりやすいため、昼夜の温度差には注意する。
ミヨシ
マリモのような球状のグリーンは、さわやかさとかわいらしさがある。
本品種は、四季咲き性ナデシコの枝変わり品種。
病気や耐寒性も比較的強く、5℃程度の保加温で栽培可能なエコ品種である。
低温・低日照条件下や土壌の窒素肥料が強い場合は、ボール形状が乱れやすいため、注意が必要。
住化農業資材
「みちる」シリーズは、低温時期を経過しても輪数多く、生育開花が早いため省エネ栽培でも活躍する。
白八重の「雪みちる」は草丈とりやすく、低温期開花で定評のある住化農業資材の「華雪3」よりも開花が早いのが魅力で、暖地3-4月出荷、高冷地6-7月上旬出荷に適する。
スカイブルーセト
盛夏に咲く別名「涼しいリンドウ」として好評のパステルベル(8月上-中下旬咲き)、パステルベル2号(8月中旬-9月上旬咲き)に続く第3弾。
パステルベルより約2週間早い7月上中旬から開花。
花色は花冠上部がライトブルー、下部が白。
草丈85-110cm。
他に例を見ないので常時有利販売が可能。
スカイブルーセト
8月盆用の白色種として定評のあるホワイトベル(7月下旬-8月中旬咲き)よりも約2週間早い7月上中旬から開花。
花色は純白に近い。草丈110-125cm、花段数5-7段。
128セル苗を5月定植後1年間株養成、次年度より3-5年間切花。
他に例を見ないので常時有利販売が可能である。
スカイブルーセト
世界初の三倍体リンドウ。
花色は濃いピンクで、草丈110-120cmの剛直な茎に5-7段の大きな花を着生する。
露地栽培にて8月上中旬から、無加温ハウス栽培にて6月中旬から開花する。
128セル苗を5月定植後1年間株養成すれば、3-5年間切花可能。
京成バラ園芸
純黄色の大輪品種。
光沢のある花色は、褪色のないピュアーな黄色が特徴。
花形はエレガントで剣弁高芯咲き、開花につれボリュームが出る。
葉は光沢のある照葉で濃緑色。
花弁数30-35枚、花持ち最良、採花数400-430本/3.3平方メートル、花枝長70-90cm。
京成バラ園芸
明るいさわやかなピンクの大輪系スプレー品種。
鮮麗な剣弁高芯咲き、つぼみから開花に至るフォーメーションは、平行の楕円状に咲き誇る魅力あるスプレー。
完全開花しても花が崩れることなく、花着き7-8輪の房状を呈す良好のフォームは素晴らしい。
栽培しやすい。
花弁数30-40枚、花持ち最良、採花数420-450本/3.3平方メートル、花枝長60-80cm。