品種情報
各社おすすめ品種 キンギョソウ他 -- (09/9/5号紙面掲載)
タキイ種苗
花径が5-6cmの大輪種で、丸みのあるペンステモン咲きの花形。
極早生品種で、他の品種よりも冬季の低温伸長性に優れ、暖房コストをあまりかけずに切花本数が得られる。
冬季は最低5℃を維持すれば栽培できる経済品種。
従来よりも濃く鮮明な花色に改良され、詰まりの良い花穂形状となる。
ミヨシ
寒・高冷地の春定植、夏秋採花におすすめしたい品種。
濃紫色で大きめのブラシは、形状・耐退色性ともに安定している。
茎はスリムだがブラシ数多く、適度なボリューム感がある。
定植初期の花芽は摘み取り、株を太らせた後に改めて抽台させることが良質な切花を得るポイント。
ジャパンアグリバイオ
覆色で人気の「コマチ」から待望の品種が登場。
黄色に赤のコントラストが美しい。
「コマチ」の持つ特性同様に花持ちが良く、早生豊産性の品種。
京成バラ園芸
渋さのある紫ベージュの花色で、個性的なユニークカラーが特徴。
室内の情景を粋な雰囲気にする。
変化のあるアレンジ等の生け込みなどで使用する時に最適の品種。
花形は剣弁高芯咲き、花弁数30-35枚、花持ち最良、花枝長60-80cm、採花数400-420本/3.3平方メートル。
京成バラ園芸
明るい桜ピンクの花色が一際目立つ。
花着きは最良、フォーメーションも抜群に良い。
名花「ファンファール」の枝変わり品種。
花形は剣弁高芯咲き、花弁数25-30枚、花持ち最良、花枝長70-90cm、採花数400-450本/3.3平方メートル。
ジャパンアグリバイオ
ローズピンクの半剣弁高芯咲き(スタンダード)。
「ブルズアイ」の枝変わり。
抜群の生産性で栽培しやすい品種。
丈も長く、花は開花するにつれてボリューム感が増す。
花持ちが良いのも特徴。
カネコ種苗
花はシネンシスタイプで、くすみのない鮮明な青色は低温でも発色性が良く、シミが出ない。
枝がよく伸び、枝切出荷にも向く品種で、8℃程度の加温や無電照でも十分な草丈と発色が期待できる省エネ品種。
ロゼット性が低いので2番花の開花が早く、十分な切花本数を確保できる。
中早生-中生品種。
カネコ種苗
花弁には大きなフリルがあり、高温期でも十分な花弁の重ねを有するボリューム感のあるピンクの中生・大輪八重咲きトルコギキョウ。
草丈は確保しやすく、茎が硬く分枝数も適度で作りやすいボリューム感のある切花に仕上がる。
5-11月出荷の半促成から抑制栽培向き品種。
ムラカミシード
純白大輪八重品種。
晩生系の開花特性のため、高冷地域の8-9月出荷、中間・暖地での10-11月出荷におすすめの品種。
茎は非常に硬く、花弁厚く、ボリュームをとりやすいが、花芽分化期の高温による葉先枯れには注意。
ムラカミシード
純白度No.1の品種。
花形は中輪で、花弁サイズがコンパクトなため、花形の重なりが密に展開する。
分枝、花芽の着き方は省力栽培向き。
暖地・中間地での3-6月出荷にムラカミシード待望の品種として紹介。