花き園芸ニュース

サカタのタネ -- フラワーパックトライアル

サカタのタネは11月11・12日、「フラワーパックトライアル2010」を静岡県掛川市の同社掛川研究センターで開催。新品種をはじめ多彩な品種紹介、作業効率化の提案やアイデア展示が行われ、全国から約1100人が来場した。

トライアルに合わせて発表、会場に展示されたのは、ニーハイタイプのキンギョソウ「スピーディーソネット」。キンギョソウの国内流通の多くをわい性種が占める中で、ひざ上丈の同品種は「マーケットを広げ、多様な用途や提案ができる」と担当者。

売上の一部を日本乳がんピンクリボン運動へ寄付するパンジー「虹色スミレ」は、同じく同運動支援花のチューリップ「ピンクリボン」の球根と「ピンクリボンコーナー」として展開。

「フォーチュンベゴニア」は花径10cm前後で、“花壇苗の女王”というべきゴージャスな花が特徴。日本の高湿度では、家庭での栽培に適さない球根ベゴニアを、同品種は小輪化し花持ちと耐風雨性を高めた。花期は9月から霜が降りるまで。

ピンクリボンコーナーでの「虹色スミレ」

ゴージャスな花を咲かせる「フォーチュンベゴニア」

ニーハイタイプの金魚草「スピーディーソネット」